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2005年7月22日

2005/07/22

21:「bloger」への疑問、綴りは正しいか?

先日、blog の発信人を「bloger」 と書いてあるのを見て疑問が湧いた21-himawari。英語に強い私ではないがこの綴りに違和感があった。Blogger ではないか?と。

ニューヨーク勤務を終え、現在ハワイに住んでいる友人にこの疑問をぶっつけた。正解は blogger だろうとメールが返ってきた。

「英語の綴りの規則からいって、例えば singer とか stinger とかはg がダブらない。しかし例えば beggar など はダブルgである。

あえて考えると、これらの共通点としてg の前が母音の場合は gg とし、子音のときは g とするのが正しいだろう。だから blogger が正しいと思われる。

しかし「blog」は新しい造語のようなものだから『bloger』となったと考えられないこともなく、間違いとは言い切れまい。

後日私は、「blogger」という綴りを見付け我が意を得たところだが、ふと、みのもんたの番組「ミリオネーア」ではないが、ここはオーディエンスの知恵も借りてみようという気になった。

インターネットで「bloger」をヤフー検索した。399,000件(ページ数)が出た。では「blogger」ではどうか?こちらはなんと 58,600,000件(同)。全体の99.3%がbloggerであり、勝負はあったと見てよかろう。

最近TVで、タレントの「告白」の意味で使われた「Coming out」という言葉に出会う。この語についてもこの友人に意見を聞いた。

「告白、心を開く、胸のうちをさらけるという意味と考えていいだろう」という答えが返って来た。「ただし自分はそのように使うことはない。新しい表現、俗語、自分でもハッキリしない英語は使わないことにしている」という返事であった。

翌日第2信が届いた。「Coming out」についての昨日の返事に、私は何かスッキリしないままでいたが、たまたまバスで隣り合わせた如何にも教育のありそうな白人の夫人とお話しする機会がありこの言葉を話題にしたところ、「あなたゲイなのか」と聞かれ驚いて否定したところ、フランクに教えてくれた。

「殆どの場合、ゲイ、ホモ同性愛の人が今までホモであることを隠していたが、ホモであることを公にすることですよ。もちろん ドアーから出て行くこと、真実を隠さずにいう時に使われはするのだけれど…」ということだったと。

私は慌ててこの「Coming out」についてもインターネット検索してみた。

元オリンピック選手グレッグ・ルガニスがパワーセンターで木曜の夕方に行った情熱的なスピーチの記事が現れた。このスピーチで 元オリンピック飛び込み選手、グレッグ・ルガニスはカミングアウト(*1)して今までとは違ったゲイとしての人生を歩みだしたとあった。

*1: カミングアウト 告白。ゲイである事を自ら周知させること。

http://www.osk.3web.ne.jp/~mciccone/gy/

私は自ら確認することも無く安易に友人の知恵を借りたことが恥ずかしくなった。人に尋ねる前にインターネットという折角の武器を活用することだと反省もした。手元の辞書に答がなくともインターネットの世界には大抵の答がある。

続けて友人は言う。「言葉は、民族の長い歴史、社会環境、家庭、学校、生い立ちなど複雑に絡み合って身についてきたものであり、そういったバックグラウンドを持たない我々が迂闊に覚えた慣用語などを用いては、思いもよらない誤解をまねく恐れがある。それにしても、各メディアが意味不明な英語を使いすぎますね。「スタパでQ」なんてあきれます。役所までもが、「ハローワーク」とか「ハイパーレスキュー隊」とか…。日本語をもっと大事に使えばいいと思うのですが…」と。全く同感である。

日本人同士が知ったかぶりして流行り言葉を使う分にはそれなりにコミュニケーションも取れるが、グローバル化した今日、安易に使った言葉が外国にまで流れることもあろう。「普通の教養ある社会人が使わないような俗語、慣用語を使いすぎないように」とは友人の有り難い忠告であった。 05.07.22

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